2024年

今年も応援してくださった皆様、ありがとうございました!

2024年は、1月に九州リーグ2部に上がるためのチャレンジカップに出場するところから始まりました。

見事優勝することができ、発足1年目は九州リーグ2部からスタート。

なでしこリーグを目指しているチームとして、申請するにあたり、勝ちという結果を出さなくてはいけない中、

リーグ無敗優勝をすることができました。

5月の九州1位を決める大会では、決勝で敗れ準優勝。皇后杯九州予選は1回戦敗退と合計で2回の敗戦。

公式戦では年間で2回しか負けてないけれど、なぜか勝って当たり前と言われることが多く、常にプレッシャーはありました。

セレクションはありましたが、全国から集まったわけではなく、ほとんどが沖縄にいた選手か沖縄出身の選手でできたチーム。引退してサッカーをしていない選手も数名いたし、初めは監督もいないチームでした。

そんなスタートからリーグ無敗優勝・1部昇格決定、沢山の人に応援してもらえるチームになれたこと、本当に嬉しく思います。

クラブのスタッフが頑張ってくれて、ワークライフパートナーも増えました。

発足一年目の地域リーグの女子サッカーチームを応援してくださるワークライフパートナーの企業様。

社員一人一人が一生懸命働いてくださっているお金で、私たちはサッカーができています。

言葉にならないほど感謝しています。

サポーターの皆様も、声を出し続けて応援してくれたり、AWAYにかけつけてくれたり、小さい子どもからおじいちゃんおばあちゃん家族みんなで試合を観に来てくれたり。

この人たちのためにも、パートナー企業様のためにも勝ちたいと思ったし、沢山の人の応援が本当に力になりました。

心から感謝申し上げます。

昨年、8年のブランクから現役復帰をした私ですが、2年目ということでもう少し動けるようになると思っていましたが、かつてなでしこリーグでプレーしていた時の自分とは雲泥の差。脳震盪の影響もあり、1ヶ月プレーができなかったこともありました。思うように体が動かない悔しさとの戦いの日々で、もうこれが限界なのかと何度も思いました。

毎試合、肺が破れるんじゃないかってくらいキツくてその度に、まだ大丈夫、まだ走れる、動け体!動け足!と言い聞かせてプレーしていました。“倒れないで立ててるってことはまだできる”という高校時代に培った強メンタルが役に立ち、なんとか1年間やってこれました。

チームメイトや監督、クラブに助けてもらい、38歳ブランクあり・パニック障害ありの自分でもサッカー選手をすることができています。

今年は審査に落ち、なでしこリーグ入れ替え戦に出ることはできませんでしたが、来シーズン入れ替え戦に出たときに、しっかり勝ち切れるようなチームになっていきたいと思います。

個人としても、まだ成長できると信じ、そのためにできることは何でもやっていこうと思います。

絶対諦めないで、魂だけは若い子に負けずに闘っていきたいと思います!

引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします!!

2024年、沢山の応援とサポートをありがとうございました。

FC琉球さくら No.10 伊藤 美菜子

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