パニック障害、移動の時に気をつけていること5選

今回はパニック障害の私が長距離移動のときに気をつけていること5選をご紹介します。

目次

体調管理

私は体調不良時は、パニック発作が起きやすいので普段から風邪や胃腸炎などにならないよう気をつけています。

家を出るときには酔い止めの薬を飲みます。冷たいものはお腹を壊す恐れがあるので、移動の時は常温の飲み物にしています。

できる限り万全な体調にしておくよう心がけています。

周りの人に伝えておく

飛行機に乗ったらCAさんにパニック障害で飛行機の中にいることが怖いことを伝えます。そうすると「お手伝いできることはありますか?」と聞いてくれるので、「大丈夫だと思いますが何かあったら言いますね」と言っておきます。

これだけでも私の場合は少し安心しますし、着陸前にシートベルトサインがもうすぐ付くことを教えてくれるCAさんもいます。シートベルトサインが付くと自由にトイレに行けないことが私にとっては逃げ場のない状況となりとても怖いので、このタイミングでトイレを済ませておけると少し安心します。

チームで移動するときは、お互いに気を遣わなくていい間柄の人に隣に座ってもらいます。知らない人の隣だと緊張するし、もし発作が起きた時に驚かせてしまい迷惑をかけてしまうからです。

一人で乗るときはこれができないので、やはりCAさんに伝えておくのがいいでしょう。

トイレやドアの近くを選ぶ

私はトイレが逃げ場だと思っているので、飛行機や新幹線はトイレの近くの通路側の席を選びます。電車でトイレがない場合は、ドアの近くに立ち開いた時に外の空気を感じられるようにしています。

リラックスできるアイテムを持参

私は何か口の中に入れて噛むということで少し気がまぎれるので、ハードグミやメントスを持参します。(ガムは苦手)

お気に入りの香りを嗅いだり、音楽を聞いてリラックスするのもいいですね。

動画を視聴する

飛行機に乗ったらすぐに、ノイズキャンセリングのイヤホンをしてダウンロードしてきた動画を視聴します。動画に集中させて飛行機の中にいることを忘れさせる作戦です。

最後に   

これらを気をつけていてもやはり怖いものは怖いわけで、発作が起きそうになるときもあります。

先日、発作が出そうになってソワソワしていたときに、隣の席のチームメイトが笑顔で「手握りましょうか?」と言ってくれたことがありました。その笑顔に自分も笑ってしまって、その瞬間ドキドキが消えたことがありました。

もしかしたら深刻そうに言われてたら消えていないかもしれません。そのとき笑いの力ってすごいんだなと思いました。もし今度発作が起きそうになったら、面白いことを思い出したりお笑いの動画を見てみようと思いました。

パニック障害と言っても人によって症状や発作の起きる引き金は違ったりするので、自分に合うリラックス方法や移動を乗り切る方法を見つけてみてください。

沖縄に来て飛行機に乗る機会が増え、少し慣れてきたり発作が出にくくなってきているので、トライして慣れることも大事だと思いました。

それでも怖いときは無理せず諦めるのもいいでしょう。

私は、高速道路の渋滞が怖いのでマップを見て、この先渋滞しているなと思ったら諦めてサービスエリアで数時間休んだりします。また渋滞のない時間に出発したり、高速道路を諦めて下道で行くこともあります。

とにかく怖いものは怖いので無理しないことが一番で、行けなかったら行けないで仕方ないと思うようにしています。

パニック発作や予期不安が起こることは悪いことではないので、決して自分を責めないようにしてください!

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